中3になり、夏休みが終わればほとんどの部活が終了します。そうなると3年生の意識は一気に高校入試に向かいます。それをふまえて、中3生に大切な事は…
→宮本塾生の整理されたノート
→途中入塾生・入塾当初のノート
まずは、これらの本当に基本的な姿勢が学習における最も重要な根幹であることを再確認した上で学習に努めましょう。
宮本塾中学部生のほとんどは、中3の1年間でもっとも成績が上昇します。
そのため、城西高校・善通寺第一高校を志望している生徒が坂出高校に、また坂出高校を志望している生徒が丸亀高校に志望を変える、というのは毎年本当に多く見られるケースです。ところがその希望を、必ずしも全員がかなえられるというわけではありません。
158点といえば、善通寺第一高校を受験するのが精いっぱいの点数です。それが約1年後には、200点、つまり丸亀高校を受験できる点数にまで上昇しました。上述の通りこれは宮本塾中学部では決して珍しい例ではありません。ところが中3の1月といえば、各自の内申点はもう既に決定している時期です。つまりラストスパートで「学習の診断」の成績は如実に上がったとしても、この時期になって1年生の頃から取りこぼしてきた内申点を取り返すことは出来ないのです。このように、試験の点数は上がっても、結局内申点が足りずに泣く泣く志望校をあきらめる生徒が毎年後を絶ちません。内申点は中学校3年間を通して合計220点満点ですが、そのうち130点が中3での配点です。志望校合格には筆記試験と内申点の両方が必要であることを常に心に留めながら中学校最後の一年間の学校生活を大切に過ごしましょう。
この1年間は定期試験、「学習の診断」など、毎月のように何らかのテストがあります。そんな中で直近のテストだけに気をとられていると、あっという間にその他の内容を忘れてしまいます。自分が受験生であることを意識し、常に新しい内容の学習と、これまでの学習内容の復習とを同時に進めることを心がけましょう。
君たちの目指すべき最終的な目標は決して志望高校合格ではありません。高校卒業後、自分の目指す大学へと進学することを最終的なゴールとして常に見据えましょう。
そのために、我々宮本塾は小中高生を一貫指導し、中学部生には「学習の診断」・高校入試レベル以上のことを指導しています。既に志望校レベルの点数に達している生徒も、各中学校のトップが集まる宮本塾の環境を生かして、共に切磋琢磨しながら常に現状より一つ上のレベルの学力を身につけることを意識しましょう。