この問題を解く時に最も重要なことは「100円の1割はいくらであるか?」が理解できているかどうかです。後は数字や文字を入れ替えるだけなのですから。これは小学校の算数です。
では生徒の考え方を見てみると・・
ⅰ)100÷10=10 10円
ⅱ)100×1/10=10 10円
答えはどちらも同じですが正しいのはどちらでしょうか?当然1割とは1/10のことですからⅱが正解です。しかし途中入塾生から返ってくる返事は圧倒的にⅰなのです。「値が同じだから良いのでは?」と思うかもしれませんが、この部分の認識が甘いために、[1割=10%=1/10=0.1]という割合の変換が理解できない生徒が出てきます。
△ABCの底辺と高さに関してですが、ACを底辺とする時の高さは大半の生徒が理解しています。しかし、BCを底辺とする時の高さは何処でしょうか?当然頂点Aから直線BCに下ろした垂線。つまり右図のようになりますね。しかし意外にもこれが分からない生徒はかなりたくさんいます。こういった図形の根幹が中学校の数学では非常に大切になってくるのです。
生徒の解答:Is your brother plays tennis after school?
この解答の何が間違っているか分かりますか?
正解:Does your brother play tennis after school?
be動詞と一般動詞の区別がついてません。
生徒の解答:How old will your father next year?
この解答は何がおかしいのでしょうか?
正解:How old will your father be next year?
willが助動詞であることが分かっていません。
入塾当初、生徒本人は自分の知識が欠けていることを理解していないので、我々は彼らを引っ張り上げるのには毎年苦労します。
しかし彼らは宮本塾に転塾して初めて、自分の基礎力の無さに気付きます。 この気付きがあって初めて、宮本塾での本質的な学力を身につけるための学習はスタートします。